実録。僕の結婚式を実母がドタキャンした日。ゲスト200人分の名入れを忙しい裏で泣きながら彫り続けた、あの地獄の舞台裏。
「ごめん、風邪引いちゃって明日行けないわ」
僕自身の結婚式の前日、実の母親から電話がかかってきました。実の親が結婚式をドタキャン。 まるで居酒屋のアルバイトが休むときみたいなフランクなノリで言われました。普通の人なら、まるで「楽しみにしていた旅行の当日にパスポートを失くした」ような、あるいは「映画のクライマックスで突然スクリーンが真っ暗になった」ときのような、目の前が真っ白になるほどの絶望とパニックに襲われる場面でしょう。
しかし、僕の反応は違いました。
「あ、そっか。母もAB型だから、なんとなく急に気分が乗らなくなっちゃったんだな」
怒りも悲しみもなく、まるで「夕方から雨の予報だから傘を持っていこう」と思い立つくらい、僕の心には静かで自然な納得だけがストンと落ちてきたのです。AB型特有の気まぐれな風が吹いたんだな、と。普通の人にはなかなか理解されないかもしれませんが(笑)、これが我が家のリアルです。
改めまして、こんにちは。 キョウガキネン日で、家族全員がAB型という「純血サラブレッドAB型」の名入れマニア・山本拓人(やまもとたくと)です。
主役の母親が不在という、一般的な枠組みをハミ出した結婚式でしたが、僕にはもうひとつ、今思い出してもアドレナリンが出るほど強烈な思い出があります。 それは、来てくれた友人や、お世話になっている仕事関係の方々への「引き出物」です。
僕は「自分の結婚式なんだから、全員分の引き出物を自分で作る!」と決意し、自分で魂を込めて彫り上げた名入れグラスを贈ることにしました。
……が、これが本当の地獄の始まりでした。
なにせ、招待したゲストは総勢200人以上。 毎日入ってくる普段の注文や業務を必死にこなした後に、そこから結婚式の衣装合わせや席次表の準備が重なります。そして、深夜の誰もいない工房で、たった一人で200人分のグラスと向き合うのです。
「なんで自分でやるって言っちゃったんだろう……」
睡眠不足と疲労が限界を超え、押し寄せるプレッシャーのなか、文字通り泣きながらサンドブラストの機械を回し、夜通しゲストの名前を彫り続けました。目も肩もバキバキになり、意識が飛びそうになる中で刻み続けたあの数日間は、人生で一番過酷な地獄のスケジュールでした。
泣きながら表面に刻んだのは、目に見えない「感謝のバトン」
あのとき、ボロボロになりながら僕がやっていたこと。それはただガラスの表面に文字を彫り込んでいただけではありません。
200人以上の顔を一人ひとり思い浮かべながら、「この人には本当に感謝しているな」「この先輩にはお世話になったな」と、彫刻する音の中に自分の想いを重ねていました。
よく「名入れギフトって、名前が入っていると使いにくいんじゃない?」と言われることがあります。 でも、名入れマニアの僕から言わせれば、それは大きな間違いです。
大切な人の名前が美しく彫刻されているのを見たとき、人はそこに、目に見えない温もりを感じます。 だからこそ、お祝いをもらった側から、また次の「ありがとう」へ。ギフトを通じて「感謝のバトンを繋ぐ」ことができる。あの地獄のような日々の中で、僕は身をもって名入れギフトの本当の価値を体験しました。
おかげさまで、名入れギフト専門店「キョウガキネン日」では、この「結婚祝いのギフト」が、年間を通して一番多くのお客様に選ばれています。 当店のいくつかの対象アイテムでは、なんと贅沢に「3行」まで文字を彫ることができるのが大きな特徴です。
例えば、こんな構成が王道でおすすめです。
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1行目: Happy Wedding(結婚おめでとう)
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2行目: 〇〇 & 〇〇(お二人の名前)
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3行目: 202X.05.20(記念日の日付)

もちろん、「ずっと長く、どんなシーンでも使いやすいように」と、シンプルにお名前だけを彫られるお客様もたくさんいらっしゃいます。 どちらを選んでも、世界にひとつだけの特別な宝物になります。
友人へ、職場の同僚へ。そして「お父さん、お母さん」へ。
このブログを読んでくださっている方の中には、大切なご友人や職場の方の結婚祝いを探している方はもちろん、「自分たちの結婚記念日」の節目に、何か形に残るものを…と探されている方もいるかもしれません。
さらに、もうひとつ粋なプレゼントの提案があります。 それは、「ご自身の両親の結婚記念日」に、感謝のバトンを繋ぐためにペアギフトを贈るという選択です。
若いご夫婦へのスタイリッシュなギフトはもちろんですが、少し年齢を重ねたご両親へ、上質な焼き物のペアアイテムを贈るのって、すごく格好いいと思いませんか?
そこで今日は、当店の豊富なペアアイテムの中から、僕が責任を持って一文字ずつ文字を彫らせていただく、イチオシの2作品を紹介します。
\ キョウガキネン日・至高のペアギフト紹介 /
◆ おすすめその1:【王道】スタイリッシュなペアグラス
ご友人への結婚祝いや、同僚へのギフトに1番人気のペアグラスです。ドリンクを入れたときの美しさは格別です。
二人の歩んだ軌跡を、星の輝きに換えて。
結婚祝いや銀婚式、大切な人生の節目に。熟練の職人が一点ずつ、贈る方の想いを深く、力強く刻み込む「軌跡の星あわせ」。下部の槌模様が光に当たるとキラキラと上品に反射します。
◆ おすすめその2:【粋な贈り物】波佐見焼(はさみやき)銅彩器ペアロックカップ
若いご夫婦にはもちろん、大人の落ち着き。ご両親の結婚記念日に「いつもありがとう」を込めて贈るのに最適な、風合い豊かな逸品です。

【永久の円満 | 波佐見焼 名入れ ペアロックカップ 銅彩器 350ml】
満ちゆく時間に、銅彩の輝きを。
重厚な銅の輝きと波佐見焼の伝統が織りなす、円満を象徴するペアロックカップ。磁器でありながら金属のような質感を持つ「銅彩器」に、職人が一点ずつ魂を込めて刻む名入れは、日常の晩酌を特別なひとときへと変える至高の贈り物となります。大切な方との絆がいつまでも続くよう願いを込めた「感謝のバトン」をお届けします。
その他ペアギフトはこちらをご覧ください
【あとがき】 結婚式前日にドタキャンされた時はさすがに妻と妻の両親に悪い気持ちになりましたが、今となってはこうしてブログの最高のネタになってくれているので、母にはちょっとだけ感謝しています。
あなたも「うちの親も負けず劣らずクレイジーだよ」というぶっとんだエピソードはありますか?